gmp-cli
gmp-cliはGA4/Search Console/Google Ads/Google Tag Managerを操作するCLI。JSON出力でスクリプトやAIエージェントに連携できます。
gmp-cliとは?
gmp-cliは、Google Marketing Platformのサービス(GA4 (Google Analytics Data API)、Google Search Console、Google Ads、Google Tag Managerを含む)を操作するためのコマンドラインインターフェースです。主な目的は、Web UIを手動で操作するのではなく、ターミナル(またはスクリプト)からマーケティングデータや設定詳細を取得することです。
このプロジェクトは「エージェント対応」のワークフローを念頭に構築されており、JSON出力をjqなどのツールにパイプして、AIエージェントに直接渡したり、シェルスクリプトで処理したりできます。
主な機能
- 複数のGMPサービスを統一CLIで操作: GA4、Search Console、Google Ads、Tag Managerを専用のサブコマンドでアクセス。
- 認証とトークン管理: OAuthベースのログインをサポート。トークンは
~/.config/gmp-cli/tokens.jsonに保存され、自動更新。 - GA4レポートとフィルタリング: メトリクス/ディメンション(例: ページパスごとのセッション数と跳ね返り率)のレポートを実行。日付範囲や値フィルタ対応。
- Search Console分析 + インデックス確認: 検証済みサイト一覧、検索分析レポート生成、URLインデックス確認、サイトマップ一覧。
- Google Adsのパフォーマンスクエリ: アクセス可能なアカウント一覧(MCC経由オプション)、キャンペーン/広告グループ/キーワード/検索語句取得、生GAQLクエリ実行。
- Tag Managerワークスペース操作: アカウント/コンテナ一覧、タグ/トリガー/変数一覧、公開バージョンの取得(特定ワークスペース選択可)。
- 構造化出力形式: コマンドで
-f / --format(例: GA4レポートのテーブルやCSV)を指定し、スクリプトで利用可能。
gmp-cliの使い方
-
CLIをインストール(リポジトリから):
git clone https://github.com/lucianfialho/gmp-cli.gitcd gmp-clinpm installnpm run buildnpm link
-
OAuth認証を設定(初回のみ):
- Google Cloud Consoleでプロジェクトを作成。
- 必要なAPIを有効化(Analytics Data API、Analytics Admin API、Search Console用Search Console API、Ads用Google Ads API)。
- OAuth同意画面を設定し、デスクトップアプリ用のOAuthクライアントIDを作成。
- リダイレクトURIに
http://localhost:3847/callbackを使用。 - 認証実行:
gmp auth set-credentials --client-id YOUR_ID --client-secret YOUR_SECRETgmp auth logingmp auth status
-
サービス別認証情報を追加:
- Google Adsの場合:
gmp auth set-developer-token YOUR_DEVELOPER_TOKENで開発者トークンを設定。 - Manager Account (MCC)使用時:
gmp auth set-login-customer-id 1234567890でログイン顧客IDを設定。
- Google Adsの場合:
-
レポート実行と結果出力(該当コマンドグループを使用、例:
gmp ga、gmp gsc、gmp ads、gmp gtm)。-fで出力形式を制御し、必要に応じてCSV出力をファイルにリダイレクト。
ユースケース
- ターミナルでの週次GA4パフォーマンスレビュー: 過去30日間の
pagePathごとのセッション数と跳ね返り率を生成し、CSVでスプレッドシートレビュー。 - フィルタ付きGA4ターゲット分析: 同じGA4レポートを実行しつつ、特定ページパス(例:
pagePath==/product)に制限し、カスタム日付範囲を設定。 - Search Consoleクエリ監視: 検証済みサイトの過去28日間のトップクエリ一覧、または特定クエリキーワードでフィルタ。
- Google Adsパフォーマンスレポート(ステークホルダー向け): 日付範囲のキャンペーン一覧とキャンペーン/広告グループ/キーワードのパフォーマンステーブル取得。オプションでGAQLによるカスタムメトリクスクエリ。
- Tag Managerインベントリと監査: 特定コンテナ/ワークスペースのタグ、トリガー、変数一覧と公開バージョンのレビュー。
FAQ
OAuthトークンはどこに保存される?
トークンは~/.config/gmp-cli/tokens.jsonに保存され、自動更新されます。
Google Ads開発者トークンは必要?
はい。プロジェクトのGoogle Ads API設定では、OAuth認証情報に加えて開発者トークンが必要です。
スクリプト用に出力するには?
多くのコマンドで-f / --formatを指定可能。GA4レポートではREADMEにtableやcsv出力例とCSVのファイルリダイレクトを示しています。
MCC経由でGoogle Adsをクエリ可能?
READMEにgmp auth set-login-customer-idによるMCC設定とMCCオプション付きアカウント一覧コマンドを記載。
CLIは「エージェント対応」ワークフローをどうサポート?
プロジェクトはJSON出力をjqなどにパイプすることを明示的にサポートし、AIエージェントやシェルスクリプトに活用可能。
代替案
- Google公式API(直接呼び出し): CLIラッパーの代わりに、コードからAPIを直接使用できます。最大の柔軟性がありますが、認証やリクエストロジックを自分で構築する必要があります。
- その他のデータ抽出スクリプト手法: REST/公式クライアントライブラリ経由でGoogleサービスを呼び出し、結果をJSON/CSV形式に整形するスクリプトを作成できます。自動化の目標は似ていますが、すぐに使えるコマンド構造がありません。
- Tag Manager/GMPウェブインターフェース: ビルトインUIは一回限りの確認にシンプルです。ただし、CLIに比べて繰り返し実行可能なスクリプト化ワークフローに適していません。
- Analytics/レポートBIツール: BIやダッシュボードツールはレポートと可視化を一元化できます。通常、gmp-cliで説明されるターミナル優先のパイプライン/自動化ワークフローよりダッシュボードを重視します。
代替品
skills-janitor
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